〔099〕開聞岳 (922m)
2002年05月03日(当時52歳)
  昨日4時20分に家を出てフルに高速道路を使い12時間要して早朝の4時20分に開聞岳ふもとの駐車場に着き仮眠する。
  7時20分登山開始、開聞岳はガスで覆われ山頂は見えない。
南国らしい大きなシダが茂り、照葉樹に囲まれて風通りが悪く蒸し暑い。道は大きな窪地となっており火山礫で水はけは良いが滑り易い。
  五合目付近で太平洋側が望め、眼下に長崎鼻見える。ここから先はガスに覆われ景色が見えなくなる。 登山道は大きな石が転がっているだけとなり、歩き辛く、又楽しい道になってくる。
  開聞岳は九州百名山の足慣らし程度に考えていたが、登山口の標高が
140mと低く、山を一周以上する登山道で結構道程は長い。
1時間50分掛かって山頂に立つ。

  開聞岳は海に突き出た独立峰であり、晴れていれば360°の景観が
得られるのにガスで覆われ何も見えない。  写真を撮ってお茶を飲んで
直ぐに下山する。 冬にでももう一度来たい山であるが、何ぶんにも自宅から距離が遠い。
仮眠した無料駐車場から開聞岳を見る。
残念ながら上半分はガスで覆われており晴れる気配はない。
麓は大きな窪地の道となり、回りはシダと照葉樹に囲まれ蒸し暑い。
五合目付近より雲の合間から唯一見えた太平洋側の景観。
ここから上はガスで覆われ何も見えなくなる。
中腹から上は大きな石が積み重なった道となり変化があり面白い。
ここが最大の山場であるが5m程で大したことはなかった。
ガスで何も見えない山頂に居てもしょうがないので、
記念撮影だけして早々に下山する。
開聞岳(1回目)
  開聞岳を下りて、霧島山への移動途中に、指宿休暇村の温泉に浸かる。施設が整っており入浴料は300円とかなりお得だった。 入浴後は鹿児島から遠目で桜島を眺め、えびの高原に車を走らせる。
開聞岳(2回目)
  リベンジ達成。 開聞岳の詳しい情報は2回目を参照下さい。
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鹿児島県指宿市


標高差:820m
'02年度の九州遠征
05/03 05/04 05/04 05/05
開聞岳 霧島山 祖母山 九住山
亜熱帯樹林の中、苔むして滑り易い石が多い道を進む。
日本百名山』 九州遠征のひと山目からガスガスとなり幸先悪し。
かいもんだけ
深田久弥著の「日本百名山」から
  橘南谿の「名山論」を持ちだしたのは、その中に開聞岳の入っていることが、わが意を得たからである。(略)ユニークな点では、この山のようなものは他にないだろう。 これほど完璧な円錐形もなければ、全身を海中に乗りだした、これほど卓抜な構造もあるまい。
”開聞岳”の登山道は螺旋状に1周以上廻って登る。
1時間50分で ”開聞岳”(922m)に着く。条件が良ければ
”屋久島”まで見えると言う展望は濃いガスで展望は無しだった。
2024年1月20日改定